新型コロナの影響で、今、占い師さんになりたいというお声を耳にすることが、多くなってきました。

今日は、そのような方のために、今感じている、習得スキルと、その優先順位について、お話します。

1習得する占術は2つ

まずは、どんな占いが必要か、というお話です。「何を学べばいいですか?」というご相談があるのですが、自分でしっくりくる占いであったり、自分を占ってみて「当たる」と思う占いが良いと思います。

命占から1つ。卜占から1つ。

命占とは・・誕生した生年月日や時間、場所など、生まれた時に定められたものなので、鑑定結果は、変わることのない、不変的な情報から、運命・宿命を占います。

・数秘術
・星占い
・四柱推命
・算命学
・九星気学など

ト占とは・・タロットやダイスなど、偶然の要素を使って占います。

・タロット
・ルーン
・易など

ただ、「今の彼の気持ちは?」「彼から連絡が来ないのは、何故ですか?」という今の気持ちを占うときは、タロットが良いと思います。

生年月日から、ある程度、お客様の性格や動きを知っておいた上で、タイムリーな人の気持ちをタロットで見る、というのが稼ぎやすいと感じます。

2共感力

これは、カウンセリングでも行っている大切な要素で、占い師の方にも共通する内容です。

体験を共感出来る

話をしっかりと聴いて、相槌を打つことが出来ること。共感してもらえている、という感情が、お客様の心を開くキッカケとなります。

お客様の感覚を読み取る

言葉以上の今の空気感。何とも言えない、お客様の感情を読み取ろうとすることが大切です。

お客様の感情を感じとる

どの程度の愛情なのか?どれくらいの悲しみなのか?経験のないことでも、感じることが出来たり、それを探そうとすることが大切です。

 

今、電話占いやチャット占い師の募集サイトを良く目にします。

その中でも、「共感力のある方」を査定基準にしているところが多いのですね。

占いの資格はなくても、カウンセラーを採用している会社もあるようです、この、共感力は、何よりも大切なスキルとなります。

共感力とは、どんな話でも、お客様の心に寄り添って、心で聴く能力ということです。

傲慢な気持ちや上から目線で、「みてあげている」という想いがあっては、お客様にその気持ちが伝わり、リピートにはならないでしょう。

優しさ・思いやり・謙虚さが、まずは、大事な要素です!

いつも初心に返り、自分を見失わないように、自分の軸をしっかりと持つことが、大切なのですね。

3聴く力

心理学の観点からも言えることなのですが、「お客様の心理状態を把握」する、ということが大切です。

・お客様は、一体、何を求めて、占いに来られたのだろうか?

・お客様の求めていることは、何なのだろうか?

・お客様の理想の未来は、何なのだろうか?

いつもそのことを考えながら、話を聞くことが、大切です。

何を打ち明けられても「受け止める」という気持ちがあれば、お客様は、とても「安心」して心を開いてくれますし、リピートにも繋がりやすくなります。

4接客をする力

対面でも、電話でも、メールでも、接客業には変わらないと感じます。

最低ラインの接客マナーを守りながら、鑑定をすることが必要です。

お客様に良く思われたくて、良くない鑑定結果を、言い換えるなどは、絶対にしないこと。

一般常識で、お客様を判断しないことです。

まとめ

  1. 占術。生年月日から読み取れる命占から1つ以上。今の人の気持ちが見れる、卜占から1つ。
  2. 共感力で、リピート率や売り上げが上がる。
  3. 傾聴力。お客様の真意を読み取ること。
  4. 接客業である、という意識を常に持つこと。

占い師を目指す方は、参考にしてみてくださいね。

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