今から占い師になりたい人の切なる気持ちが表れてますよね。今日はそんな方のために私が思う習得スキルとその優先順位を書いてみようと思います。
まずは占いのアイテムが必要ですよね。よく何を学べばいいか?という相談があるのですが、自分を占ってみて「当たる」と思うものでいいと思います。命占から1つ。卜占から1つ。
とにかく「彼の気持ちは?」を何度も鑑定するので、人の気持ちが見れるタロットはお勧めです。お客様によっては「タロットを占える人」で探す人もいるくらい。タロットそのものが好きで「解釈のうんちく」を聞きたい人もいます。
命占である程度の性格や動きを知っておいて、タイムリーな人の気持ちをタロットで見るというのが稼ぎやすいかなと思います。
あたかもその体験を最近した!かのような相づちの打ち方ができる。その体験なら「任せて!」と言えるような共感。
どの程度の悲しみなのか?どのレベルの焦りなのか?経験のないことであれば代替えしてでも感じる。それを探す力。
言葉というより「間の取り方」や空気感。白黒つけがたい何とも言えない感情を読み取る力。
占い師の募集サイトでも「共感力のある方」を査定基準にしているくらいなので、何よりも大切なスキルと言えると思います。
共感力とは一言でいうと、どんな話でも「好き・嫌い・知らない・知る由もない」話であっても寄り添って聴く能力ということだと思います。
おごり傲慢があってはまず無理です。優しさ・思いやり・謙虚さがなくてはこの能力は発揮できません。
人間力に関わる能力かなと思います。どんなベテランでも道を踏み外したり、道をそれてしまい修正したり、皆大変なのです。だからこそ、自分を見失わないようにする軸を持つことが大切なんですよね
固い敬語よりカジュアルに話すことをこれまで記事にしてきましたが、話し方で決まるっていうくらい大切なスキルになります。
心理学になりますが、「お客様の心理状態を把握」する。その軸を持ちながら話を聞く、話をするという「話し方」が必要です。
何を打ち明けられても「困らない」スタンスがあればお客様はとても「安心」して心を開いてくれますし、リピートにつながります。
対面でも電話でもメールでも接客には変わりません。通常のコミュニケーション術で大丈夫ですが、最低ラインの接客マナーを守りながら鑑定することが必要です。
あと応用ですが、クレームなどにならないよう、鑑定結果を言い換えるとか絶対しない。”お客様の落ち度を強く言わない”など、注意が必要です。
相性が合わないなとかこれ以上無理だなと思ったら、「私の実力ではこれ以上の鑑定は出来かねます」と断るとかも必要なシーンも出てきます。
今日はキーワードからヒントを得て書いてみました。
占い師になるには
1.まずは占術。運気の流れや性格・相性などが見れる命占から1つ以上。人の気持ちが見れる卜占から1つ以上。これだけあれば占術はOK。
2.共感できる能力が高いほどリピート売り上げが伸びる。
3.話し方として「うろたえない軸」が必要なので、経験と知識が役に立つ。
4.接客業という基本的なマナーが出来ていれば大丈夫。
ということを習得できればまずOKです。
今日は占い師を目指す方に向け書いてみました。是非ご参考にしてみてくださいね。